初心者向け

ピアノを弾く時の手汗防止方法

発表会で緊張してしまって手汗をかいて鍵盤がツルツル滑って思うように弾けなかったという経験をしたことがある方はいませんか?

発表会だけでなく普段の練習や先生の前で弾く時でも緊張してしまって手汗が気になるという声もよく聞きます。

手汗で滑ってしまうとせっかく練習してきた成果を発揮できませんし、上手く弾けなくて焦ってしまい、余計に手汗をかくという悪循環に陥ってしまいます。

先生の前で弾く時なんかは先生との距離も近いので余計に手汗のことが気になったりする場合もあるかもしれません。

汗をかくということ自体は人間の体では自然なことですので完全になくすことはなかなか難しいですが、効果的な対策がないというわけではありません

手汗で滑って上手く力を入れられないとしっかり弾けませんし、早いフレーズなどでは音を飛ばしてしまう原因にもなってしまいます。ピアノを演奏する人にとって手汗は悩みのタネですよね。

ピアノを弾くときの手汗の防止方法や専用グッズをいくつかご紹介しますので、演奏時の手汗で困っている方はぜひ試してみてくださいね。

手汗の原因は緊張

鍵盤が滑るほどの手汗をかいてしまう主な原因は緊張です。

発表会などはなんど経験していてもとても緊張するものですし、経験の少ない方ならば余計にものすごい緊張を感じてしまうでしょう。

緊張しなくなる方法というものは残念ながらありませんし適度な緊張はより良い演奏のためには必要なものですが、手汗をかくと鍵盤が汗で滑ってミスタッチも多くなってしまいます。

余計な緊張をせずに弾けるようになるには自分の演奏に自信を持つことがなにより効果的です。

演奏に自信を持つには緊張しなくなるくらいまでとにかくたくさん練習するしかありません。

自信が持てるくらいまで十分に練習しておけばもし緊張して頭が真っ白になってしまったときでも体が覚えているので勝手に指が動いてくれますし、そうなればある程度落ち着いて演奏することができます。

また、「手汗をかいてしまったらどうしよう」「手汗のせいで失敗したらどうしよう」と考えていると余計に焦ってしまって手汗がどんどん増えてきてしまうことになります。

精神的な要素も大きく影響しますので、「あんなに練習してきたんだから大丈夫!」「手汗対策をしているから大丈夫」と気持ちに余裕が持てるとそれだけで手汗が解消される場合もあります

ピアノの前に座ったらすぐに弾き始めなければならないという決まりはありませんので、ピアノを弾き始めるまえに一度落ち着いて深呼吸してリラックスしてからはじめてくださいね。

常にハンカチを準備しておく

演奏会などに行ったことがある方は知っているかもしれませんが、プロのピアニストの方の中には曲と曲の合間にハンカチで手や鍵盤を拭いている方がいらっしゃいます。

演奏中や一曲だけしか弾かない場合などはあまり意味がないかもしれませんが、何曲も演奏する場合などには鍵盤が汗で濡れてしまっていて滑りやすくなりますので、合間に手や鍵盤をふき取れるように準備しておきましょう。

制汗剤を活用する

最近では手汗対策用の制汗パウダーやクリームも発売されています。それらを上手く活用すれば効果的に手汗を抑えることができます。

一度使えばある程度の時間手汗を防いでくれるので発表会の出番前やレッスンが始まる前に使用することができます。

鍵盤のタッチの感覚が変わってしまうこともあるので本番だけではなく普段の練習のときから使うことをおすすめします。

市販されているものの中にはパウダータイプやクリームタイプ、スプレータイプなどいろいろな種類がありますので試してみて自分に合ったものを選んでください。

こちらはピアノ演奏者にも人気の手汗対策用の制汗パウダーです。

ファリネ(farine)

ピアノを弾く前にこのパウダーを使っておけば手汗を気にすることなく安心して弾くことができますよ。

クリームタイプの手汗対策用制汗剤もあります。

テサラン 手汗止めクリーム

こちらはピアノ演奏者以外でも手汗が気になる方に人気の高い手汗用の制汗クリームです。

制汗剤というと脇用のものが一般的ですが、手汗には手汗専用の制汗剤のほうが効果的です。専門のものを使うようにしましょう

練習後にはピアノのお手入れを

ピアノは湿気や皮脂に弱いので、手汗をかいた手で触ったままにしておくとくすみや劣化、故障の原因になってしまいます。

ピアノを弾いたら最後に必ず鍵盤や表面をきれいにふき取ることを習慣化しておきましょう。

ピアノのお手入れ用品は楽器店やインターネットなどで簡単に購入することができますので常備しておくといいでしょう。

見落としがちな黒鍵の側面も忘れずに拭いてくださいね

プロのピアニストの方の中には手術をして手汗をかかないようにしている方もいらっしゃるようですが、副作用などもありますし一般の方にはなかなか難しいですよね。

趣味でピアノを楽しむならばそこまでする必要はありませんので、市販されている手汗対策用品を活用してください。

自律神経の乱れなども手汗をかきやすくなってしまう原因になりますので、規則正しい生活やバランスのいい食生活を心掛けて交感神経と副交感神経のバランスを整えることも効果的です。

制汗剤などを使っても効果が見られない時やあまりにもひどい場合にはほかに原因があったり、薬を処方してもらえるケースもあるので皮膚科で相談してみてくださいね。