コード進行

コードとは?コードを覚えるコツや練習法

ピアノやそのほかの楽器を演奏する際に、便利になってくるアイテムとして、「コード」というものがあります。

「コード」とは何なのか「コード」が使えるとどうなるのかといったところに、触れてみたいと思います。

のちに述べることになりますが、「コード」は無数に種類があります。まずは、触りの部分だけ解説していきたいと思います。

「コード」とは?

「コード」、この言葉を耳にしたことがある方も、そうでない方もいるかと思います。しかしながら、ピアノやその他楽器を演奏するうえで、都合が良いことが多いので少しづつ覚えていけると良いかと思います。

ピアノにおいては必須事項ではありませんが、その他の楽器、特にギターにおいては、必須事項になってくるので、今後音楽に広く精通したい方には特に覚えてもらうと良いかと思います。

「コード」とは、簡単に言うと、三和音をアルファベットを用いて表したものを言います。

三和音とは、3度ずつ音を重ねた和音のことを言います。そして。コードで表わされるアルファベットこそが、「音程と度数」の項目で出てきた英音名です。

おさらいすると、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドはイタリア音名で、C(シー)、D(ディー)、E(イー)、F(エフ)、G(ジー)、A(エー)、B(ビー)、C(シー)が英音名になります。コードを扱うときは、ドイツ音名と混乱しないように気を付けましょう。

楽譜上で、小説や節ごとに小さく書いてあるアルファベットです。「コード」は無数にあり(実際には、細かく探れば数に限りはありますが、新しいコードもどんどん出てきます)全部丸暗記はほぼ不可能に近いと思います。

しかし、決まったパターンや法則が、コードにもあるので、それを覚えていけばどんなコードにも対応でき、応用可能になっていくことでしょう。

「コード」の基本

「コード」とは、三和音を英音名を用いて表すものだと先に述べました。その表わしたものを総じて、「コードネーム」と呼ばれます。

「コード」にはそれぞれ名前があります。それこそが「コードネーム」と呼ばれます。

「コードネーム」は、大文字のアルファベットで表わされたものが根音(ルート音)となります。この大文字のアルファベットが、英音名の音程です。

その横に、何も書いておらず大文字のアルファベットだけのものと小文字や数字でいろいろ表記されているものがあります。

どんなものがあるかというと、「m」、「7」、「m7」、「sus4」、「dim」、「aug」、「add9」、「6」などがあります。

例えば、「Em」、「G7」、「Cm7」、「Fsus4」、「Bdim」、「Aaug」などのように表記されます。

それぞれの読み方は、「m」マイナー、「7」セブン、又はセブンス、「m7」マイナーセブン、「sus4」サスフォー、「dim」ディミニッシュ、「aug」オーギュメント、「add9」アドナイン、「6」シックスとなります。

例えば「Em」は「イーマイナー」、「G7」は「ジーセブン」といったように、大文字部と小文字、数字部をまとめて読んで「コードネーム」となります。

コードを覚えるコツとしては、1つずつのコードネームにおいて、決まったパターンと法則を見つけると良いということです。この時に必要になってくるのが、先の項目で学習した、「音程」と「度数」です。

コードの学習で必須になってくるのが、三和音です。三和音とは、3度ずつを順番に重ねたものです。この3度が、短3度なのか、長3度なのか、減3度なのか、あるいは、増3度なのかといった違いで、小文字・数字部の表記が変わってくるといった仕組みになっています。

あくまで、全部を丸暗記しようとせず、それぞれの決まったパターンと法則を身に付けることが、コードを覚えるうえでの最大のコツになってくるでしょう。

「コード」を使いこなせるメリット

コードを使いこなせるようになると、何が起きるか?または、なにができるか?メリットを中心に見ていくことにします。

  • メロディー(旋律)に合った伴奏を付けることができる。
  • コードに合わせたメロディー(旋律)をのせることができる。
  • アレンジを効かせることができ、即興演奏に効果的である。
  • 変奏させることができる。
  • 楽譜が読めなくても、コードだけで音楽を作り上げることができる。
  • 必要な音を見落とさない。
  • 作曲できるようになる。
  • ピアノ以外の楽器(特にギター)も演奏できる。

上記のようなメリットがあります。

これだけ見てももしかすると、あまり魅力的に感じないかもしれませんが、コードを覚えると便利なことがたくさんあり、ただ楽譜を読んで間違いなく弾くだけではなく、自分の形にアレンジができるようになり、激的に音楽が楽しくなるはずです。

そして、特に、読譜力に自信がない方などは、コードを覚えることでストレスが一つ減り、ピアノの練習に向かいやすくなるかと思います。

「コード」の練習法

ここまでで、「コード」の基本や、覚えるコツなどはなんとなくわかったことかと思います。そして、「コード」が扱えるようになると便利だということも理解していただけたことでしょう。

そこで、細かく実際の「コード」1つ1つについてお話ししたいと思うのですが。その前に、ドのコードにおいても重要になってくる、コードの練習法について考えていきたいと思います。

練習法としては、とにかくまず弾いてみないと話になりません。

  • まずは、英音名を確実に覚える。
  • 音程と度数の理解が必須になってくるので理解できるまで学習。(これが理解できれば、1パターン覚えてしまえばいくらでも応用可能になってくるので、頑張ってください。)
  • 英音名(大文字のアルファベット)を根音にした三和音を楽譜に書いてみる。
  • 三和音を実際に弾いてみる。
  • すべてのコードネームにおいて、「C」のコードで考えてみる。

音程と度数が理解でき、和音が弾ければスムーズに「コード」の世界に入っていけると思います。

少し、コードがわかってきたら、まずは、複雑なコードを使わない、簡単な同様などの伴奏付けから始めてみましょう。

その際、伴奏はなくメロディーライン、又は、歌詞とコードが記載されている楽譜を用意できるとよいです。

伴奏付けは、まず和音で行いましょう。和音を全音符や2分音符、4分音符、8分音符などに変化させて曲に合った和音伴奏をしてみましょう。

和音伴奏でコードを理解できたら、和音を変化させて演奏(変奏)してみてください。

例えば、根音だけ取り出して、残りの二和音と合わせて、根音+和音にしてみたり、和音を全部バラバラにして、下から上へ1音ずつならせば、アルペジオ(分散和音)と呼ばれるものができたりします。

このような変化だけでも、和音伴奏から比べるとずいぶん変わり、音楽に様座な色がついてきて、華やかさも増してくるかと思います。これが基本の伴奏付けになります。

練習法としては、こういった伴奏付けや、コードの和音を拾う練習を繰り返し行い、パターンと法則を覚え、慣れていくことがポイントとなってきます。

数をこなしていくうちに、耳も慣れてくるはずです。コードネームが同じなら、根音が変わって転調しても、響きは変わらないので、耳が慣れてこれば、間違いにも気づきやすくなってくることと思います。

「コード」の基本を理解し、「音程」と「度数」も身に付けられたら、次項からの細かいそれぞれのコードについて入っていきましょう。